PROFILE
飛龍志津子さん
同志社大学 生命医科学部 教授/博士(工学)
PROFILE
同志社女子中学・高等学校卒業。
同志社大学大学院工学研究科修了後、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。
2003年同志社大学大学院工学研究科 博士後期過程に入学後コウモリの生物ソナーに関する研究を始める。
博士(工学)。
2013年文部科学大臣表彰若手科学者賞、2018年日本学術振興会賞。
2014-2018年JSTさきがけ「社会と調和した情報基盤技術の構築」研究員。
専門は生物音響工学。コウモリの生態学から工学応用に関する研究を行っている。
第一線で活躍する理工系女子の先輩にお話を聞く対談シリーズ。今回のゲストは、コウモリの超音波センシングの研究者、飛龍志津子同志社大学教授です。皆さんは夏の夕暮れ、暗くなった空を器用に飛び交うコウモリを見かけたことがありませんか?飛龍先生はこのコウモリが持つ不思議な能力を解き明かし、社会に活かす研究をされています。一度は進学を諦め企業に就職、その後再び研究者としての道をめざされた経歴をもち、プライベートでは2児の母でもある飛龍先生は、人生の転換期をどんなふうに乗り越えてこられたのでしょうか。研究者として、母として、日ごろ感じていること、ご自身の体験から皆さんに伝えたいことなどをお聞きしました。
聞き手:荒木 由季子(株式会社 日立製作所 理事)
コウモリはなぜ暗闇で
ぶつからずに飛べるのでしょうか。
生き物から学んだことを社会に活かす、
ヒントとして伝えたい。